【ポストSE】その仕事、10年後もやってますか?

キャリア12年で退社した、元・中堅SE(PM)が、【給料+ビジネス】で2倍の収入が欲しいあなたへお伝えする!【好きなこと × パラレルキャリア】の創り方

【複業化】どうやって仕事を複数の事業に分割するのか?

こんにちは!

ポストSE(PSE)の

ライフキャリアを開発する!

あなたのPSE起業エージェント

@KOTOKOTOです。

 

沖縄では梅雨明けが発表され、

真夏全盛期がまもなく到来することを

予感させられます。

 

夏になれば、日も長くなり、ビアガーデンで

ビールを一杯!なんてことも楽しめますが、

SEにとっては、日が長くなった分、

仕事時間まで長くなったorzなんてことは、

心当たりありませんか?

 

モチベーションの面でも仕事を分類、

整理してメリハリをつけることが、

プライベートのためにも大事ですね!

 

さて、今日のタイトルは、

【どうやって仕事を複数の事業に分割するのか?】

です。

 

前回の記事では仕事を複数の事業に

分割した方が良いとする主張を

お伝えしました。

 

では、どのような観点で

仕事を分割すればよいのでしょうか?

 

今回の記事では、

「QCDの3観点で仕事を分類、整理すると、

 仕事のバランスを取りながら、複業化できる!」

ことについて、お伝えします。

 

「ワンストップ」への違和感

 

このように考えるようになったのは、

「ワンストップ」という言葉への違和感です。

 

お客様の利便性を考え、

調整コストに寄与するため、

なるべく一か所に頼めるようにする、

というのは大事な考え方です。

 

しかし、一方で、

お客様の思考を停止させる考え方であり、

受託する側の思考をも停止させる考え方

です。

 

お客様の役割、受託側の役割、といった

【仕事の線引き】まであいまいになりやすい

リスクを保有しているからです。

 

仕事の線引きがあいまいになった結果として、

顧客満足度に寄与しない案件を

私は数多くみてきました。

 

プロジェクト管理の知識体系である

PMBOKには、「スコープ管理」という

考え方がありますが、あなたの仕事を

【複業化→福業化】するためにも

寄与する考え方なのです。

 

 

まず、QCDですが、

【Q:品質】【C:コスト】【D:時間】を

指します。IT業界で働いていると、

プロジェクト管理の観点から、

よく現場で聴く言葉ですね~。

 

【Q:品質】の観点での仕事分割 

 

では最初の観点「Q:品質」です。

これは、あなたが取り組む仕事を、

食べていくための仕事と

自己開発する(挑戦する)ための仕事に

分割しようとする観点です。

 

仕事には自分を成長させてくれる仕事が

あります。自身の技術的成長、という

成長の考え方もありますが、ここでは

お客様のことを考え、提案する仕事、

と捉えてください。

 

・システム間の連携方式の検討、

・テスト省力化施策の検討、など

お客様が頭を悩ませていることです。

 

この悩みについて、お客様志向で思考を

張り巡らせると、自分のレベルが上がります。

 

一方、食べるためにやらざるを得ない仕事、

というものもあります。

 

・連携データの形式チェック、

・用意されたチェックリストを消化する、など

単純だったり、ひたすらこなすだけの仕事です。

 

多くの場合、いわゆる自分がやりたくない仕事に

該当しますので、できるだけ減らすように努力します。

 

 【C:コスト】の観点での仕事分割

 

2つめは、「C:コスト」の観点です。

これはわかりやすいですが、

単価が高い/低い、を指しています。

 

どちらが良い、悪いという話ではなく、

両者のバランスをとる必要があります。

 

単価の高い仕事は、それ1つで、文字通り、

報酬が高額化するため、安心感が大きいと

一見思えます。しかし、その仕事を

とれなかったときのリスクは高くなります。

 

一方で、単価の低い仕事は仕事の難易度が

低かったり、手離れの良い仕事だったり

しますが、仕事量が増えてしまい、

仕事の切り替えのオーバーヘッドも

大きくなり、仕事時間を圧迫します。

 

高単価と低単価の仕事を

バランスよく整えることにより、

収入の構成と時間配分を

計画しやすくなります。

 

また、お客様にとっても、わかりやすく

サービスラインナップをご提示することが

できるようになり、お客様もあなたの

サービスを選びやすくなります。

 

・業務分析やデータ設計の仕事は高額、

・コーディングやテスト観点の設計は中額、

・チェックリストの消化のみは低額、

といった感じです。

 

【D:時間】の観点での仕事分割 

 

3つ目は、「D:時間」の観点です。

本来、Delivery=納期を表す言葉ですが、

ここでは仕事のための「時間」とします。

 

「D:時間」は、仕事時間を選べる/選べない、

を指します。

 

デザインレビューや調整会議は、

相手方とのスケジューリングを伴いますので、

仕事時間を自分の都合だけで選べませんが、

ブログライティングやHTMLコーディング

などは、自分の都合で仕事時間を選びやすいです。

 

次の案件への営業など、

考えなければならないときは、

時間を選べない仕事を減らし、

繁忙でないときは、

なるべく相手方との

スケジューリングを優先するなど、

目的に合わせたバランスで、

仕事時間を計画します。

 

このように、QCDという観点は、

実は仕事管理術という面でも応用できる、

素晴らしいフレームワークです。

 

あなたの仕事を分類、整理することで、

3か月後、半年後、1年後に

どうなっていればいいか、

理想の状態を具体的にイメージする

ことができるようになります。

 

まずは、あなたの仕事を

QCDの観点で仕事を細分化してみましょう!

 

本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました!

【EOF】

 

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